糖鎖の役割って何？糖鎖が身体に与える３つの機能をご紹介

糖鎖は病気を予防したり、悪化を防いで改善したりするために欠かすことのできない糖鎖栄養素によって構成されています。そんな糖鎖ですが、身体に対して具体的にどのような役割を担っているのでしょうか。糖鎖が果す機能についてご紹介します。

細菌やウイルスから守る免疫機能

糖鎖は、外から入ってくるものに対して、身体にとって「味方」か「敵」かを正しく振り分けて、「敵」である細菌やウイルスを身体の外に排除するように免疫細胞に命令します。つまり、細菌やウイルスなど、身体に害を与える異物が侵入してきた時に、侵入者の正体を各身体の適切な細胞に伝える防衛機能を有しているのです。このように、体内の免疫細胞が働き、異物を追い出そうとするのは、糖鎖の働きの賜物といえます。

出典：bi-su.jp

体内の異常を治すための修復機能

病気になったときに、糖鎖は不調な細胞や傷ついた細胞を感知して、その異常を体内の各組織にその情報を伝達します。つまり、身体の異常を治すための起点となる司令塔を糖鎖がになっているのです。この糖鎖が存在しないと、自己修復機能が発揮されず、その病気は治りません。

神経やホルモンバランスを正常に保つ調整機能

糖鎖は、外部から加わるストレスから防御して、神経細胞やホルモンバランスが乱れないように保つ働きをします。神経系・内分泌系のバランスを取ることで、身体の生理機能を正常化する働きを担います。もし、糖鎖が不足していると神経やホルモンバランスが正常に保たれずに、心の乱れやうつ病の発症につながってしまいます。

そんな糖鎖は８つの糖鎖栄養素によって構成されており、食べ物から摂取することができます。糖鎖が不足しないように日々の食事を意識的に行いましょう。